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長島美術館からの桜島展望 左手前は新幹線鹿児島中央駅
長島美術館正面入口
美術館広場の彫刻
楽しげな昔のお嬢さん
吉野美術館から桜島を望む
収蔵美術品は、長島商事グループの創立者長島公佑氏が長年にわたり蒐集したものです。 鹿児島出身の作家を中心とした作品を初め、外国作品は教科書などで馴染みのある絵画及び彫刻など300余点、陶磁器は主に薩摩焼を窯別に蒐集しております。
さらに、近代彫刻の巨匠マイヨールの作品、新大陸の先史美術の土器や装身具も展示されています。 入館料が1000円と高いのがやや難点です。
佐多直忠氏庭園で母ヶ岳を背景に
本馬場通りと母ヶ岳
知覧麓の武家屋敷群 江戸時代、薩摩藩は領地を外城と呼ばれる113の地区に分け、地頭や領主の屋敷である御仮屋を中心に麓と呼ばれる武家集落を作り、鹿児島に武士団を集結させることなく分散して統治にあたらせました。 知覧もその外城の一つです。 江戸時代の知覧は当初、島津家の分家である佐多氏が地頭として治めていました。佐多氏には優れた当主が多く出て、薩摩藩の中でも重要な役目を果たし、その功績によって佐多氏16代久達の時代に、知覧の私領地化と島津姓の使用が許されました。
知覧麓の武家屋敷群は、薩摩の麓の典型的な作例の一つだそうです。 地区内は石垣で屋敷が区切られ、折れ曲がった本馬場通りに沿って連なる石垣と生垣からなる景観は見事なものがあります。 また、それぞれの屋敷入口には屋敷内が見えないようにする屏風岩があります。 昭和56年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
石垣と生垣が連なる本馬場通り
屏風岩のある屋敷入り口
また、同時に地区内の7つの庭園が「優れた意匠で構成されており、またその手法は琉球庭園と相通じるものがあり、庭園文化の伝播を知る上でも貴重な存在である」として国の名勝に指定されています。 指定された7つの庭園では森氏庭園のみが池泉式で、他はすべて枯山水式となっています。 今回は3つの庭園を訪ねました。
佐多民子氏庭園 巨石奇岩を積み重ねて深山幽谷の景をうつしだしています。小船に乗って石橋の下を潜って行くと、仙人が岩の上から手招きしているように見えるそうです。 麓川の上流から運んだ庭石は、凝灰岩質のもので、巨岩のため石目に沿って割り、牛馬で運びやすくしたものだそうです。
佐多民子氏庭園
佐多直忠氏庭園
佐多直忠氏庭園 門をくぐると切石の目隠しがあります。屏風岩と呼ばれており、屋敷内を見えないようにした防衛を兼ねた造りで、江戸時代中期の武家屋敷の風格を備えております。 母ヶ岳を望む庭の一隅に築山を設けて、その中心に3.5mの立石がそびえ、下部には多数の石組みを配して枯滝としております。 何か大陸的で一幅の水墨画をそのままに現した名園です。
森重堅氏庭園 森家は、亀甲城の西麓にあり、領主に重臣として仕えた家柄で、住居や土蔵は1741年に建てられたものです。 玄関は身分によって上がり口が異なっています。家の者はもちろん玄関からはあがりません。
身分によって異なる上がり口
森重堅氏庭園
曲線に富んだ池には、奇岩怪石を用いて近景の山や半島を現し、対岸には洞窟を表現した穴石を用いて水の流動を象徴しています。 庭園入口の右側にある石は、庭園の要をなし、雲の上の遠山を現しています。
母ヶ岳の優美な姿を借景として、260余年もの歳月を経て、歴史の息吹を今に伝える薩摩の小京都も素敵でした。
知覧特攻平和会館
知覧特攻平和会館 この特攻平和会館は太平洋戦争の末期、沖縄決戦において特攻という人類史上類のない作戦で、爆弾搭載の飛行機もろとも肉弾となり、一機一艦の突撃を敢行した多くの特攻隊員の遺品や関係資料を展示しています。
この特攻平和会館は、知覧町が次の趣旨によりまちづくり特別対策事業として昭和60年から2カ年事業で、知覧特攻遺品館を知覧平和会館と改称して新築したものです。 『特攻隊員たちが帰らざる征途に臨んで念じたことは、再びこの国に平和と繁栄が甦ることであったろうと思います。この地が特攻隊の出撃基地であったことにかんがみ、雄々しく大空に散華された隊員の慰霊に努め、当時の真の姿、遺品、記録を後世に残し、恒久の平和を祈念することが基地住民の責務であろうと信じ、ここに平和会館を建立した次第であります。』
慰霊の燈籠
朝鮮出身の特攻隊員慰霊の碑
映画「ホタル」撮影記念碑
平和観音堂
また、浄財によって昭和49年、平和の守護神として大空にそびえ立つ特攻銅像「とこしえに」が建立されました。 また、昭和61年には「とこしえに母と共にやすらかに」の願いを込めて、同じ広場に母の像「やすらかに」が建立されています。
特攻銅像「とこしえに」
三角兵舎から出てくる元自衛隊員
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三角兵舎内部