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プリンス・ウイリアム湾・ハーバード氷河
アラスカへ行って来ました。 ヨーロッパ大好きおばけのQ太郎はただ広くて、歴史も音楽も美術もない、野蛮な国には行きたくないと思いながら、11万トンのお船とアラスカ鉄道に引かれて行って参りました。 ごめんなさい、アラスカさん。 そこは、人智の及ばない圧倒的に美しい自然の世界でした。寝る間も惜しんで白夜の海を眺め、言葉も失ってマッキンリーの雄姿を仰ぎました。
最初の写真はプリンス・ウイリアム湾のカレッジフィヨルド(探検者たちの出身大学の名前が付けられています。)でも一番大きなハーバード氷河です。 氷河は時々不気味な轟音を響かせて、直後に先端が崩落します。何とも神秘的な光景でした。 2枚目はアラスカ山脈に他の山を従えて聳えるマッキンリー山、植村さんの墓標となった山です。 標高6194メートル、雲が切れたら探さなくても一目でそれと判る惚れ惚れするような山でした。
マッキンリー山を望む
3枚目はアラスカの山の中に突然現れた「かもめ」です。カモメですよねこれ? 思わず「キミ、こんな所でどうしてるの?」と話し掛けてしまいました。 らっこや白頭わし、ムース、トナカイ、グリズリーベアーの親子など、野生動物との楽しい出会いもありました。 元気で帰ってきたのですが、その後思いがけない悲しい事がありました。 今は意気消沈しています。 皆さん、お元気でいらしてくださいね。 Q太郎