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川越まち興し tomii (H20.12.1)


今日は川越のまちをご紹介します。

川越市は人口30数万、東京から電車で30分〜40分の埼玉県の中核市です。江戸時代は柳沢吉保、松平といった幕府の大老や老中職が大名を務めたいわば幕府直系の地だったようですが、近年川越といえば芋ほりを連想するくらいでご他聞にもれず、商店街はシャッター通り化が進行していたようです。

地元行政と関係者が30年ほど前から地域資源を生かしたまち作りをスタートさせ、「蔵造りの町並み」とか「大正浪漫通り」等のコンセプトで町並みの再生整備を進めて来ました。

年間300〜400万人だった観光客が、日帰り観光客を中心にここ数年毎年50万人程増加し今年は600万人ほどに増加、来春放映されるは大河ドラマ「つばさ」の舞台になることから、年間1000万人の観光客の受け入れを目指して地元では体制の整備を進めているようです。


レトロな雰囲気のまちに老舗の和菓子屋、食事処等楽しいお店が点在し、人気が上昇中のようです。

写真の寺は川越大師「喜多院」という平安初期に建立されたお寺ですが、江戸初期有名な天海僧正が幕府の信頼を得て、家光の時代に江戸城の一部を移築する等繁栄を極めたそうです。

今でも境内には歴史的文化遺産がたくさんあり、庭園もきれいで観光客の人気スポットです。


         tomii


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