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足立美術館・冬景色 Q太郎 (H20.2.17)


足立美術館庭園



足立美術館

雪に縁のない土地に長らく住んでいると、一冬に一度や二度は無性に雪景色が見たくなります。

今年も高知市には雪らしい雪は降りません。もうそろそろ冬も終わりそうなのに。

「降らないのなら、降っているところに行って見よう!」

夕刊の隅っこに「冬景色の足立美術館」という日帰りバスツアーを見つけました。


幸い、山陰地方には雪マークも出ていることだし、足立美術館のあの庭に雪が積もったらどんなにかきれいだろう! 

ワクワクしながら2月17日午前6時30分、我が家を出発しました。

高速道が出来てから、山陰地方も日帰り圏内になりました。

高知自動車道、高松自動車道
中国自動車道を乗り継いでラララ・・バスは行く。

岡山県から鳥取県に入ったとたん、「トンネルを抜けると、そこは雪国」でした。


大漁市場



ババア

足立美術館は島根県安来市にありますが、先ず着いたところは鳥取県は境港。

ここで、「カニトロ御膳」の昼食、格安ツアーなの感激です。


ならばお土産でも買わずばなるまいとお隣の大漁市場に行ってみました。

ここで「ババア」なる魚を発見。
Q太郎の身辺にはババアは掃いて捨てるほどおりますが、ババアと言う魚にお目にかかったのは初めてです。

でも、今日はババアを見に来たわけではありません。

さあ、足立美術館へ参りましょう。



足立美術館庭園


足立美術館は予想どうり白一色。ご自慢の庭園は絵に描いたような雪化粧でした。

ここは横山大観のコレクションで有名ですが他にも著名な日本画家の作品が沢山あります。

陶芸では河井寛次郎と魯山人の作品が堪能できます。

おまけに、絵本作家の林義雄氏の楽しい童画も心を和ませてくれます。

特別展は「日本画の中の美人たち」・・・なんとぴったり(何と?)の企画ではありませんか!


足立美術館庭園



足立美術館庭園

絵の中の美人たちのなんと気高く美しいことでしょう。もはやこの様な美人は日本では絶滅してしまいましたね。

これも温暖化のせいかしら?

喫茶室で雪景色を見ながらお茶をしました。

ここの飲み物はすべて1000円!です。

でも、あの庭園の維持費と思って許すことにしましょう。

5時に現地を出発、南国駐車場に着いたのが9時40分。高知にも雪が舞っていました。

ああ、今日も良く遊んだなあ。

足立美術館については数年前に「オバア氏」が丁寧にレポートして下さっています(近況レポート 2004年 203です)。

お近くに行かれたら是非お尋ね下さい。四季折々に庭園の美しいお勧め美術館です。

             Q
太郎


足立美術館


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