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1 三宝山(野市町)
山頂には中世風の塔
風車もあります
春に三日の晴れ間なしとはよく言ったもの。 度々の雨降り、外せない用件、体調不良など、なんだかんだとぐずぐずしているうちに、4月になり、昨3日に大慌てで近辺の桜見物に駆け回りました。 今年の桜は今日でお終いですと言わんばかりの風情でした。
野市は、三宝山に運動公園・動物公園・墓地公園が同居しています。 実は、近くなのにめったに行かないのです。でも、桜の頃はきれいですよ。
浄水場でしょうか? 壁面にのいちと書いた凧の絵が描かれています。 墓地のてっぺんには塔があります。
アケビの花も咲いていました
浄水場?
墓地の最上部
2 八王子宮(土佐山田町)
長い参道に咲く桜
次に土佐山田町の八王子宮へ行きました。 数十年前は桜も若くて勢いがありましたが・・・。 それでも長い参道の両側にある桜は、往年の格式めいたものを感じさせます。
鳥居をくぐり石段を上がると神殿
鳥居の西側に美術館が建っています。 美術館の入り口の石の風車がくるくる回っていました。
美術館入り口の風車
3 鏡野公園(土佐山田町)
人は皆、思い思いに桜を楽しみます
若いカップルが大学へ向かっています
次は、土佐山田町の鏡野公園、その昔は、種馬所といいました。今は、工科大があるところです。 合併で土佐山田町になる前は、片地村でした。私はこの村に10歳までいましたから、たつくりまわった、いわばホームグラウンドなのです。
工科大を背景に写真撮影
東西に続く桜並木
訪れるたびに懐かしくて胸が熱くなります。 両側の貝塚伊吹が大きくなりすぎて桜がちょっぴりしか見えないのを何とかして欲しいと思う人は私だけではないと思うのですが・・。
桜色と空色の学舎
4 熊野神社(南国市)
神社の参道に咲いている桜
最後に。 南国市にある熊野神社の桜です。迷いながら尋ね探していきました。 爆音に驚いて上を見ると飛行機がこんな間近を飛んでいきました。飛行場が近いのです。 以上、走り走りの今年の桜でした。 桜の名木は数々あります。 行きたかったところもよういかんままに、今年の桜は終了です。
5 寶蓮寺(愛媛県久万町)
寶蓮寺の夜桜
4月6日午後から愛媛県久万町まで枝垂れ桜を見に行ってきました。 夜になって随分冷え込んできてカメラを持つ手がかじかんできました。 花冷えというのでしょう。
幸運にも、天気は上々、桜は満開、ライトアップされた桜は見事だし、なんと!満月が出てきたではありませんか! 麗
月宮殿
筑紫紅
時期的には少し早いですが、大倉山公園梅林に行ってきました。 というのも、この時期何処に行っても花は咲いてなく、かつ午前中は曇天だったため、散歩を兼ねて近くの大倉山梅林を訪ねた次第です。
冬至梅
月影
東急東横線の大倉山駅改札口を出て、右手前の急な坂を5分ほど登ると大倉山記念館があります。 大倉山記念館は洋紙業界で活躍した実業家大倉邦彦氏が、大倉精神文化研究所の本館として昭和7年に建築したものです。 その容姿はギリシャの神殿をほうふつとさせ、ひときわ異彩を放つ様式です。
八重寒紅
鹿児島紅
緑萼梅
大倉山公園梅林はこの大倉山記念館の裏手にあります。東横線沿線の方には極めて便利に場所にあるといえます。
白玉梅
八重旭
緑萼梅(りょくがくばい)
大倉山公園梅林は東京急行電鉄が乗客の誘致を目的として用地を買収して整備し、昭和6年梅林として公開したのが始まりです。
玉垣
寒紅梅
古今集
玉英梅
最盛期の昭和12年頃には白梅を中心に14種1000本を超える一大梅林があったとされていますが、第2次世界大戦中は燃料用の薪を取るために伐採されたり、食糧不足のためイモ畑化するなど荒廃しました。
昭和62年の横浜市が現在の梅林の大部分を買収し、整備が進められ現在では紅梅、白梅あわせて約20種150本の梅林となっています。
八重野梅
野梅
白加賀
こじんまりとした梅林ですが、例年2月下旬には梅祭りも開催されています。 今年の梅祭りは2月26日(土)と27日(日)の予定です。 三渓園よりも梅の種類も多く、横浜では隠れた人気スポットのようです。
風来坊は、健康のための散歩を兼ね、横浜市営地下鉄「新羽駅」から歩きました。 「新羽駅」から「大倉山公園梅林」までは、約15分の距離ですので、散歩目的の方には不満足の距離かも知れませんが・・・
やはり時期的には相当早かったですが、それでも早咲きの梅が何種類か迎えてくれました。 風来坊の自宅からは、徒歩〜地下鉄〜徒歩で30程度で行けますので、11日に引き続き20日も訪ねました。
このレポートは、2回訪問した状況を組み合わせたものです。 風来坊
大倉山公園梅林